
Contents
らっくあまるものアート手法マーブリングとは

水溶液の入ったトレイの水面に、絵具を落として、串で模様を描き、紙に映しとる技法のこと。 作品のみならず、制作過程も含めて驚きや楽しさがあるアートです。
マーブリングで使う絵の具と水溶液などの材料とは?

市販でもマーブリングキットは多く販売されていることをお見受けします。また、身近な材料であれば、洗濯のりを使った方法などもご紹介されていたり。(ちなみに私は洗濯糊を使う方法は何度か試してみたのですが、失敗が続いてしまった経験から、挑戦しなくなりました。)
代用品としてらっくあまるもが『片栗粉とハンドソープでマーブリング』する方法も、”となりのカインズさん”の特集にてご紹介しておりますので是非ご覧くださいませ。
らっくあまるもの使用する絵の具は、アクリル絵の具を主原料として、独自の配合で使いやすく調整したものです。
また、水溶液は、イタリアより輸入したものを使いやすく調合しています。
少し粘性を持たせて、自身の描きたい柄を再現することが可能です。
企業イベント・メディアでのワークショップやデモンストレーション・撮影協力の際は、基本的にらっくあまるもオリジナルの画材をご用意いたします。
その他、材料につきましては詳細開示しておりませんが、Craftie Home Boxやフェリシモ『ミニツク』など、らっくあまるものマーブリングに、より近い製作感になるよう、そして、各社の個性が光るようなキット製作を監修させていただきました実績がありますので是非ご覧ください。
何の素材にマーブリングするか

絵の具や塗料の成分にもよりますが、基本的に紙や布、革、木材などの吸水性のあるものが比較的染めやすいです。
一方ガラスやプラスチック、アクリル素材に直接染めることは少し難しく塗料の工夫や、デザインを印刷する等も視野に含める必要があります。
らっくあまるもは紙を中心にいろんな素材を染め、それを製品に加工しています。
基本的には、画用紙、コピー用紙、コースター用紙(厚紙)など、身の回りにあるような用紙を使用しております。
また、和紙などとも相性が良く、色彩と光を通す美しさやテクスチャを堪能できます。
紙でもカード紙(表面の手触りがツルツルしたもの)は絵の具を弾いてしまうのであまりお勧めしません。
ワークショップや制作するプロダクトによって、染める素材を使い分けながら製作したり、提案したりしています。
マーブリングで使う道具について
マーブリングに使用する道具は筆・串、トレイ、絵の具入れとなります。

マーブリングの筆・串
筆に関して、本場、トルコやイタリアでは、馬の尻尾の毛を使用した箒のような筆を使います、また、毛先が扇状に並んだ筆なども使用します。
絵の具を水面に散りばめるときに広範囲に均等に水滴を飛ばしやすい特性があります。
らっくあまるもが使用しているのは、至って普通の筆になりますが、それでもあまり問題なく美しい作品を制作することが可能です。狙った部分に絵の具を一滴落としたい場合は竹串やマドラー・スポイドを使用しています。
マーブリングのトレイ
トレイについて、染めるものが立体の場合はある程度の深さのあるものをお勧めしていますが、立体物を回転させるように水面を写しとることも可能ですので、ある程度(2cm~5cm)程度の深さのトレイがあれば特になんでも良いと思います。
小さい紙を染める程度であれば、100円ショップのキッチン用品やオフィス収納用品売り場を探してみるのはとてもお勧めです。
マーブリング絵の具入れ
絵の具入れについて、絵の具は水分が多いので、絵画で使うような浅いパレットは適していません。少し深いコップのようなものが必要です。もしくは、市販のマーブリング絵の具は、ケチャップやマスタードを入れる容器のようなものや、スポイドつきのキャップで販売されているものもあります。
らっくあまるもはジャム瓶を使用しています。比較的持ち運び、保管がしやすいこと、ガラスで重いため安定性に優れていることがお薦めですが、プラスチックコップや紙コップを使用する場合もあります。
ワークショップを開催する際は、体験される方の年齢や状況に合わせて使用する道具を選定していきます。
マーブリングで制作できる柄について
①ドットのような水面に絵の具を散りばめたままの柄を写しとることもあります。またその水面に串を通して水面を流れるように串をいれると②のような模様になります。そこから目の細かい櫛を入れると、③虹のような模様になり、③にS字を描くように串を通していくと④孔雀模様になります。また、この他にもマーブリングを昇華したアート表現や、模様の作り方が存在しております。




マーブリングアート・デザイン提供のページでもご紹介しております。
マーブリング製品について
マーブル紙をそのまま使ったプロダクト
※画像をクリックいただけるものについては詳細ページで確認いただけます
































マーブリングデザインデータを印刷したプロダクト
※画像をクリックいただけるものについては詳細ページで確認いただけます











フィレンツェ マーブリング の歴史について
起源は15世紀のトルコのエブル紙。約1700年にトルコから地中海を渡ってイタリアへ伝播し、フィレンツェで製本職人によって継承された経緯があるそうです。
しかしながら、東洋では墨流しも存在しているため、正確な起源については未詳となっております。
現在もフィレンツェにはマーブル紙の工房や製本工房が存在し、世界で親しまれています。

L’aquamarmo(らっくあまるも)とは

マーブリングアーティストらっくあまるも
フィレンツェで技術を習得し、現在は日本で活動するアーティスト。制作過程をSNSなど映像・写真で発信し、企業イベントやメディア協力などを通じてマーブリングの魅力を伝えています。
Instagram:@l.aquamarmo
X:@laquamarmo
LINE公式アカウント
ショップについて
ECサイト
マーブリング製品はBASEにて販売中
※催事・展示会出展のため一時的に品薄の場合がございます。お気軽にお問い合わせくださいませ
委託販売先
委託販売先:
『Lampada(らんぱだ)』照明メーカー「新洋電気」ショールーム(東京都中野区新井1丁目43−7)
紙製品、アクセサリー、ぽこぽこストラップなどお取り扱いいただいております。
過去実績
《日本》
大阪 千里山 Play Hair Maif(プレイヘアーマイフ) アクセサリー
京都 カオニャオヒルズ アクセサリー
神戸 小さなあとりえ*蕾 紙製品
《イタリア》
フィレンツェ Cool Around U アクセサリー