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2022年ETIAS導入後の渡航についてまとめてみた-就学ビザ取得後日経験談-

こんにちは、私がイタリアから帰国してから、ちょうど丸2年が経ちました。
新型コロナウイルスが始まってざっと一年半くらい。
めちゃくちゃ色々と、生活の変化も経験して大変だったのに、なんだか体感では短かった気がします。

写真:2019年10月2日のローマフィウミチーノ空港

ところでETIAS (エティアス) って知ってます?

私のビザ取得体験談のことを記事に書きたいと思い、再度情報収集していて気になった、ETIAS(エティアス)について説明します。
ETIAS (エティアス) とは2022年以降にEU諸国へ入国したい18歳以上の人が、安全な人物であることを証明する、手形のような必要書類です。EU諸国一覧はこちら

提供する情報としては、”姓名や国籍などの基本的な情報に加え、犯罪歴や戦争地域などへの渡航歴などの情報も審査規定に含まれます。”とのこと。

ヨーロッパ諸国におけるETIAS(エティアス)導入後のメリット

  • これまでのビザ申請の手間と時間を大幅に削減できる制度です。
  • 隣接する国との国境管理の改善に役立てられます。
  • EUビザ自由協定の遂行とさらなる補完に努めます。
  • 増え続ける移民問題についての抑制効果が期待できます。
  • 外国人によるテロ犯罪や組織的な違法集団の入国抑止に貢献します。

上記らしいです。

それを証明してくれるアイテムが国際的お墨付きの日本のパスポートではないのか!?と、日本のパスポートの恩恵を受けてきた私は思うのですが。まあ、捏造とか。パスポートのみでは色々問題があるんでしょうか。。。ていうか、じゃあパスポートって何やねん。とも思うのですが、、、

ETIAS(エティアス)はさぞかし、信頼できるものなのでしょう。。。

既にアメリカで導入されているESTA(エスタ)、カナダで導入されているeTA(イータ)と同じ仕組みだそうです。

写真:EU国旗

ETIAS(エティアス) について

施行開始年・有効期限

施行されるのが2022年です。(2021年からの予定が遅れているようです。)・有効期限は3年間

取得方法•準備物

申請はオンラインで行う為、メールアドレス等のオンライン環境が必要になってきます。

クレジットカード
パスポート(残日数が3ヶ月以上、ですが残日数は3年が望ましそうですね。というのもパスポートが切れると一旦ETIAS(エティアス)も切れるらしい)

パスポートの更新がサイクル合わないと損した気分になっちゃう。。。

取得にかかる期間

ETIAS(エティアス)申請後、最大で4週間、結果が出るまでにかかりますので、旅行•留学のご予定までに準備期間が必要。

空いた時間に急に思い立って、ふらっと旅にでてしまうタイプの人は、もはや、 ETIAS(エティアス) 施行後はすぐに取得しておいた方が無難な気もします。

何らかの理由で「渡航認証拒否」となった方は”該当国の大使館・領事館にてビザの申請をご相談ください。”とのことなので大使館に駆け込まなきゃいけないのか!とびっくり。。。

金額

7€程度(正式な金額が発表されていないみたいです) 10月2日10:00現在の1€は約129円です。

1000円くらいかなーって心構えた方が良さそうですね。

これ、結構出費。

写真:ユーロ札

要するに。2022年以降の渡航には全員必要って訳か。。。

まとめると、2022年以降EU諸国に渡航の際には必要な書類が1つ増えますよ!ってことですよね!!?

そして、それが各種ビザの代わりになるわけではない。

ただの手間じゃんこれ。。。

という私からの散々の不満は抑えておいて、、

でも、メリットとしては、テロの抑制などにも繋がるとのことで、凄惨な事件が起きてしまったり、巻き込まれることが無くなれば良いなと思います。

あと、もう一つのメリットとしては、やはりビザ申請の手間と時間を大幅に削減してくれることが叶うので有れば本当に魅力です。

もうほんと、ビザの取得は本当に大変でした。
それがここからの話。時効が来てしまった話もありますが、これからコロナが明けて、イタリア留学の際にビザの取得を検討しておられるかたがいらっしゃいましたら、少しでも参考になればいいなと思いますのでお付き合いいただければと思います。

写真:パスポート

イタリア留学ビザの取得に使った労力、2017年のらっくあまるも

通常、イタリアには90日以上の滞在で有れば、就学・就労・家族などのいずれかのビザが必要です。
らっくあまるもは2017年にイタリアのフィレンツェに半年間就学ビザで滞在していたアーティストです。
海外留学についての記事も書いておりますので是非とも合わせてご覧ください。

イタリアビザの取得に必要な書類たち

長期 (90日以上)Dタイプのビザ申請用紙
証明写真 35mm × 45mm
パスポート 帰国予定日より3か月以上の残存期間と、パスポートのVISAS(査証)欄は見開きで2ページ以上の余白
パスポートのメインページのコピー 1部
住民票 ビザ申請日より1週間以内に発行されたものに限られます。
申請料 支払い方法は現金のみとなります。

ビザ関連の各種フォームはイタリア大使館のページよりダウンロードが可能です。申請書類は全てイタリア語または英語で作成してくださいとのこと。

留学ビザ申請の必要書類

滞在先の住居に関する書類 賃貸契約書、寮などの入居証明書、ホームステイ先からの受入れ承諾書など
経済能力を証明する書類 過去6か月に渡り安定した資産状況が確認できる銀行口座の通帳とそのコピー
海外傷害保険の契約書(原本とコピー) 滞在期間の全てに適用し、医療費が無制限に保証される保険に限られます。

こんな感じで、めちゃくちゃ大変なんです。書類をかき集めて、提出することに奔走してどっと気疲れしました。。。

らっくあまるもはビザ申請をどうしたのか?

留学前ビザについての知識も、イタリアでの知り合いも、コネもなかったらっくあまるも。
イタリアのフィレンツェに90日以上滞在する予定。ただそれだけの情報しか持っていないらっくあまるも。
でしたので、留学エージェントを使うことにしました。そこで出てきた最初の壁、留学エージェントがめちゃくちゃ多く選ぶのがとっても難しい。

私は当時で手数料3万円程度の留学エージェントを利用させていただきました。
そちらでお勧めしてもらった経済的な語学学校(Centro Machiavelli)、最大手保険会社の海外保険、航空券を手配していただきました。内容についてはまた後日でも記事を書けるといいなと思っています。
そして、ビザの取得に必要となる証明の数々の用意を手伝っていただきました。
そして完成したビザの取得申請書類たちを大事に持って、いざ、日本のイタリア、在大阪イタリア総領事館へ出向きました。

留学初心者だった私が紹介するエージェントを通すことのメリットとデメリット

メリット

全ての書類をある程度用意してもらえる。(最終的に本人が用意・提出しないといけないものは、まあまあある。)
留学先の語学学校、保険会社、航空会社、多方からの連絡をまとめてもらうことができるし、おすすめの会社やルート、学校を提示してもらえるので手間が省ける。
準備時に不明点を相談できる。沢山のお客様のデータからアドバイスがもらえる。

デメリット

関係性にもよるかもしれないですが、留学に出発してしまえば新たな人間関係が出来るため、留学エージェントの担当者とも少し疎遠になったりしますし、エージェントに支払ったお代に恩恵を感じるには少し個人差がある。

日本人スタッフの方のいる学校や、ある程度自分でできる状況で有れば、エージェントは通さなくても大丈夫だと思います。留学出発後、少しだけ慣れたら、私はすぐにそう思うようになりました。

ビザ申請時、在大阪イタリア総領事館で受けた洗礼

西日本エリアでビザの申請をする際は在大阪イタリア総領事館に必要書類をもって提出しに行く必要があります。出発の3か月より前ではなりません。ただ時間もかかるので1か月前には申請する必要があります。

お正月をまたぐ場合は特に注意が必要です。私は12月末に行ったものの却下されたので、1月頭に申請しなおしました。

”日本のイタリア”といえば、国内の街や施設、もしくはイタリアンのお店を思い浮かべる方が多いと思いますが、私が”日本のイタリア”と聞いて思い浮かべるのが在大阪イタリア総領事館です。
とにかく、対応がイタリアです。。。ここで苦言を述べるのも大変気が引けますので、お察しいただけると幸いです。Google Mapで ”在大阪イタリア総領事館”を検索していただけますとおばちゃん(女性)を中心に苦言の数々の口コミが記録されております。
もう大阪では手続きしない。もはや心霊スポットのように行きたくない場所です。

File.1 保険証書事件

指定された時間に刑務所の面会所のごとく、よどんだ空気の受付に入った。
すると、イタリア人の男性が出てきて、用意した書類に目を通し、部屋の奥に入っていった。20分程度待たされた後、名物?の日本人おばちゃんも出てきた。「保険証書の上の部分がないから、今日は ビザ申請受理できない。」と言われた。保険証書の上の部分(もぎった上のもはや台紙のような部分)がないので承認できない。といわれたのだ。これから提出される方がいれば、その点気を付けた方がいいかも。というか、これは気をつけようがないとも思う。どう考えてもいちゃもんに等しい。
だって、保険証書はちゃんと用意しているのだから。
保険証書はちゃんと用意して、そしてエージェントまで通して確認してもらっているので、間違いである可能性も低いし、、、と思いながら、泣く泣くエージェントにその旨を話すとかなりびっくりしており、早急に別のフォーマットの保険証書を保険会社に手配してもらった。そして、再度ビザ申請の予約を取り直してもらった。

File.2 ビザの交付内容に再度確認するも。。。事件

再び足を運んでビザ申請書類を提出した。再び、おばちゃんが登場して、いくつか質問などもされたけれど、全く友好的ではない感じだった。2回目にしてやっと書類を提出することができた。
お正月休みをまたいでいたので、ビザ申請を提出できたのは、2月6日の出発まで1か月を切っていたころだった、かなり時間が差し迫っていて、絶対大丈夫自分に言い聞かせながらも、信じられない人たちにパスポートを預けることがとりあえず恐ろしかった。
その後、7日間程度でビザが下りた。申請後ビザが下りるまではとても早かった。
ビザの交付でまた、在大阪イタリア総領事館 に出向いた。愛想のない対応でビザの交付を受けたが、間に合ったしパスポートが手元に戻ってきたので一安心した。
しかし、それもつかの間、建物の外へ出てビザを見ていると、ビザには2月7日からという記載。私がイタリアに入国するのは2月6日

ん? これ1日違うんですけど!!!!

ということに気づき、とりあえず領事館に戻って、おばちゃんに確認するも、軽くあしらわれて問題ないの一点張り。理由をちゃんと聞こうとしたのだけど埒があかなかったので、とりあえず、エージェントに連絡することに。エージェントがイタリアの語学学校のスタッフに繋いでくれて、確認が取れた。最終的には問題はなく、通常あり得るとのこと。だったので、とにかく、安心した。

これが今後恐ろしい事態につながることはまだ知る由もない私。
ビザのその後は、出発以降のあれこれについてまた後日書こうと思います

まとめ

らっくあまるもはETIAS(エティアス)が導入されることによって、平和な渡航ができるヨーロッパ(EU)になればいいなという期待を持っています。
また、ビザの取得に嫌な思いをすることなく、スムーズに事が進むようになればいいなと願っています!
ひと手間増えることは間違い無いかと思うので、気をつけつつ次の渡航が決まり次第早めに滞在先を確保してから、すぐに取得しようと思っています。
また、出発以降のビザのあれこれも後日記事にしようと思っています。

ETIASの引用元公式サイト⇒ https://etias-web.com/

写真:空港のらっくあまるも



投稿者について

らっくあまるも
マーブリングアーティスト
2017年、フィレンツェの伝統工芸マーブリングの技術を習得するため、単身イタリアのフィレンツェへ移住。
日本へ帰国後は習得したマーブリングの技法を生かし、自身のアートプロダクト製作、
ワークショップ出演や展示、SNS等でのデモンストレーションを実演しながら、日本で活動するアーティストです。
アーティスト活動の原点である大好きなイタリアとのつながりや経験、自身のマーブリングアートに関する活動内容など、独自の視点で発信しています。