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らっくあまるものBLOG

美しいガラスのペーパーウェイトのワークショップでマーブル模様作りを体験しに行ってみました。
マーブリングアーティストのらっくあまるも
独自の視点から、マーブリングのことやイタリアのことを投稿しています。

台湾のカルチャーが詰まった製品生活日本橋

日本橋のコレド室町テラス2Fには台湾発で日本1号店の製品生活日本橋
があります。
暮らしと読書を繋ぎ、その他多彩な文化情報を発信する施設です。
フロアは書籍ゾーン、文具・雑貨ゾーン、体験型の物販・ワークショップゾーン、
そしてレストラン・食物販ゾーンで構成されており、台湾ブランドや日本の厳選アイテムが
ならんでいます。

2階のフロア一帯、台湾系のお洒落なお店が多く立ち並んでます!
台北の誠品生活松山店で人気のあるワークショップの吹きガラス体験工房を、
誠品生活日本橋でも「日本橋玻璃工房」(にほんばしはりこうぼう)として展開されていて、今回そちらでガラスのペーパーウェイトづくりのワークショップを体験してきました。

「日本橋玻璃工房」

都心の商業施設内では唯一本格的な窯を備えるこちらの工房では、色・形選びから作品が出来上がるまでの制作過程を感じることができる吹きガラスや、選んだガラス製品に自分のオリジナルデザインを彫ることができる切子、ガラスアクセサリーづくりなど、豊富なメニューを体験することができます。
また、有名な職人が制作したガラス工芸品の販売も行っておられます。

ラインナップもたくさんあり、箸置き、ペーパーウエイト、吹きガラス、切り子など様々な体験ができますよ。
その中から、ペーパーウエイトを体験してみることに。
ペーパーウエイトは所要時間30分程度で税込2750円でつくることができます。

まずは柄と色選び

まずは柄と色を選びます、これがとっても楽しいです。
マーブル柄にするのか、マーブルの様に混ぜずに水玉模様をつくるのか。
泡をいれるのかもしくは入れないのか。
わたしはマーブリング女子なのでマーブル柄にすることにしました。
色選びは、ガラスの箸置き大の色見本があり、およそ17色程度がそろっていたと思います。

そこから好きな色を3~5色選びます。
私は選びきれず5色にしました。
左から透明色のターコイズブルー、不透明の黄緑色、白色、黄土色、そして透明色の紫色です。
紫色のガラスのカラーチップは溶けると色が変わるようで、机に並べたときには、真っ黒でした。

いざ体験

防備は全て貸していただけます!
体験者にはゴーグル、軍手、肘カバー。また、エプロンは同行者すべてに貸してもらえます。

窯のあるお部屋はめちゃくちゃ暑かったです。
温度計を見ると33.7度。。。
寒い時期だったのですがすぐ汗だくになるようなかんじでした。

ガラスのカラーチップを手で混ぜ合わします。
ターコイズブルーが大好きな私は、ターコイズを5色の中でも少し多めにしてくださいと、お願いしました。

そして、ガラスの棒で水あめの様にドロドロになっているガラスを手前の銀色の窯の中から掬います。
先ほど手で混ぜ合わせたカラーチップを、棒の先についたドロドロの赤く光ったガラス部分の表面につけるように回しながらつけていきます。

表面にカラーチップを付け終わると、熱された窯の中でカラーチップを回しながらマーブル模様を作っていきます。
インストラクターさんに説明しながらやってもらえますので流れにお任せで。

ガラス細工といえばこれ。窯で回そう

いよいよマーブル柄を作るところから本格的に体験します。
ゆっくりゆっくり右に回したり左に回したりしながら、
窯の中でマーブル模様の流れている様子を作っていきます。
ちなみに、水玉模様を選んだ方は、チップを溶かすのみで完了なのだそうです。

窯は燃えるような暑さで、汗がじわっと滲みました。
色はどうなっているのか一切わかりませんが、色の濃淡などで、何色か存在することはわかる程度です。
はじめは右回しを繰り返した後、左回りに回します。ランダムで1つとして同じものを作れない点がマーブリングと類似していますね。
本当に大きな水あめの様に垂れて落ちそうになるので、小刻みに回す方向を変えたくなるのですが、気長に伸ばした方が、色が伸びてマーブル柄が面白くなるようですね。何となくわかります。

そして一旦窯の外に出し、火ばさみや平版で形を整えてから、
また窯の中に入れてを繰り返します。
かたちが整えられたら、ガラスをもう一重外側にかぶせるようにとり、窯に入れて最終の形成に入ります。

何度も窯で焼きながら回し、外の火ばさみや平板で形を整える作業を何度も何度も繰り返して完成になります。

出来上がりの形状も自由に要望ができたので、
とってもおまんじゅうに見えてきた私は、おまんじゅうにしましょう!!
ということで、おまんじゅうをめざしてインストラクターさんに教わりながら、
形を整えていきました。
一番難しいポイントは、外にガラスを一重に被せて、形を形成する過程だそうですね。
インストラクターさんが何度も何度も形成をサポートしてくださいました。

勿論この時点では、赤く光っているので、出来上がりがどのような色になるのかは
分かっていません。

マーブリング柄のガラスの完成

できあがったおまんじゅう(ペーパーウエイトガラス)はインストラクターさんが棒からはずし、仕上げをお任せします。
冷蔵庫で冷やしてから、約5日間保管してもらい、
後日、郵送か引取りで出来上がりをみる。(送料別途)ということでした。

完成品がこちら

数日後、引取りに行きご対面!感想は、
水まんじゅうみたいだなーと思いました。(笑)
地球のような、宇宙のような感じで、魅惑の柄です。たくさん見ても飽きません。
今後、らっくあまるもの物販などで、マーブル紙の重しとして大活躍しそうな予感ですね。
是非、今後の展示やイベントで見かけたらペーパーウエイトの方もよく見ていただけると喜びます!

今までガラスに関連する工房やワークショップはなんだか敷居が高いなあと思っていたのですが、ペーパーウエイトは手始めとしてとてもいいなと思います。
また今度は違うアイテムも作りたくなりました。
マンツーマンでインストラクターさんに指導していただけるので安心で、夏休みなどのお子様の体験にも涼しげでおすすめです!
5~7歳以上であれば体験が可能なアイテムばかりですよ。

アクセス方法

コレド室町テラス(製品生活)さんのアクセスは下記より。
今回は緊急事態宣言が出ていない期間中の平日の夕方に伺ったので、館内の人も少なく、ゆったりと散策することができました。ガラス体験工房「日本橋玻璃工房」体験のお客様も前後にも居てなかったため、落ち着いた感じで体験ができましたが、休日となると大変混み合うかと思うので、予約をしていった方が安心だと思います!

昨今のコロナ対策として、検温や消毒等の対策をされていますので安心できました!!

まとめ

今回ガラスの工房にてワークショップを体験してみて、ワークショップのスタイルも、制作するプロダクトによって様々だなあと、しみじみ勉強になる部分がたくさんありました。
ガラスの制作ワークショップでは、必然的に一人ずつマンツーマンでワークショップ体験の指導することになるので、お客様の満足度の平均値はとても高いだろうなあと思いました。
また、作る過程で普段しないような動作をしたりすることが、マーブリングと重なる部分もあり、初めて体験する身としてとても面白いなと思いました。


マーブリングアーティストらっくあまるもは、マーブリングのワークショップも実施しています。
企業のご担当者様、アートイベントもしくはインスタレーション作品、ワークショップ、企業のCSR活動、イタリアの伝統文化に関連する催事etc…の題材として、新しい体験はいかがでしょうか。
イベントの規模や環境、客層に合わせて柔軟にカスタマイズすることが可能です。
薄紙や厚紙に染めることができますので、お客様の記念にお持ち帰りいただくことや、インスタレーション作品の材料として形に残すことが可能です。
マーブリング体験者様には普段できない体験をプレゼントすることができます。
マーブリングは誰でも簡単にできる現代アートで作る過程もとても美しく驚きや楽しみの体験を得られますよ。
ワークショップ詳細お問い合わせページはこちらです。

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