【東京】デザインフェスタギャラリー原宿での展示2020年を振り返って
2020年2月15日(土)16日(日)に、デザインフェスタギャラリー原宿EAST101の通りに面したスペースでの
グループ展に参加致しました。
Contents
デザインフェスタギャラリー原宿での展示に至るきっかけ
全くジャンルの異なるアーティストさん達を映像作家のなかじまはちが集結させ、実現したものです。
その開催から遡ること半年前、はちと初めて出会って2回目くらいに、嬉しい事に私もお声がけ頂きました。
映像作家のなかじまはちは過去に”talking to myself”という映像作品を制作していて、衝撃をうけ興味を持ちました。ちなみにユミコテラダンスさんを被写体としていた作品でとても美しい作品となっています。
素敵な作品に魅了されて、すぐにわたしもなかじまはちに興味を持ち、一緒に展示をしてみたいと思いました。
なかじまはちをはじめとして、ジャンルも違いタッチも全く違う計6人のアーティストで切磋琢磨しようというこちらの企画展示。
2019年から東京に住み始めた私にとって、今一度、東京にきた意味、そして東京にいる意味を再確認できるような。そんな機会でした。
展示の様子
デザインフェスタギャラリー原宿EAST101の大部屋を6人の多様なアーティストで活用しました。
私は展示初心者ということもあり、他のアーティストの皆様のご厚意で入口に机を設置させていただけることに。
本当に感謝です。準備の段階より、皆様の助けを借りながら、雰囲気はとっても和気あいあいとしていて、
笑いが絶えないとっても楽しい展示でした。
マーブリング紙のご祝儀袋とスマートフォンケース
スマートフォンケースはマーブリング紙のデザインを取り込み、グラフィックとしてスマートフォンケースに印刷したものです。iphoneからスマートフォンまで機種は幅広く対応しております。こちらの品は受注販売品となっております。販売指導予定ですのでお気軽にお問い合わせくださいませ。マーブリング紙のご祝儀袋とスマートフォンケースのプロダクトをギャラリー入り口部分にて展示しました。
マーブリングご祝儀袋は、実際に染めたマーブル紙を一つ一つ丹精込めて作った水引で結んだもので、実際委託販売先のPlay hair maifさま(大阪)、小さなあとりえ*蕾さま(神戸)にてお取り扱いいただき、minneサイトにても取り扱い中です。
らっくあまるもの代表作 マーブリングアクセサリー
展示スペース中央の机では、らっくあまるもの代表作品ともいえるアクセサリーを展示しました。
いつも委託販売先ではピアスやイヤリングを単体で展示しているのですが、今回はアクセサリー部分に使用したマーブル紙の近い場所の紙も使用して、ピアス・イヤリングの隣に展示をし、緻密なパーツが切り出される前も表現しています。
マーブリングアクセサリーはPlay hair maifさま(大阪)、イタリア・フィレンツェ旧市街の店舗、一部minneやイベント催事のPOPUPなどでのお取り扱いがございます。
ギャラリー展示に足を運んでくださったお客様方は、何層にも色が繊細に混ざり合った様子を目を凝らして丁寧にご覧くださっておりました。
初めて試みたマーブリング絵画
壁面には4枚の額を飾りました。今回のギャラリー展示のために用意を初めて試みたマーブリング絵画たちです。
左から、夕焼けで辺り一帯ピンクに包まれる様子を表した”Il tramonto(イル トラモント)”。
フィレンツェのバルディーニ庭園の藤棚からインスピレーションを受けて制作した”藤棚”。(庭園はらっくあまるものアーティストの原点の場所なので別の記事でも庭園についてお話しています。)
上記の商品2点に関しては只今マーブリング絵画として絵画のレンタルサービスCasieさまにてお取り扱いいただいております。補償費込みでお手軽な価格でレンタルがいただけますのでよろしければお使いいただけるととても嬉しいです。
右から2つ目は、制作過程の美しさをお伝えしたいと思い、水面に絵の具を落とした様子を写真に収めた、マーブリングのフォトアクリル。生命のいぶきや力強さを感じます。こちらはグラフィックデザインとしてスマートフォンケースや日本酒のパッケージ等幅広く汎用しております。
右端は少しガラッと違った雰囲気で自由に表現しました。お客様の中でも、個性的なお客様方が大変気に入ってくださったり、タイトルも自由につけていただきたいですとご説明をすると、あるお客様は子供の頃に母親によく読んでもらっていた絵本の”かっぱの川流れ”という本を思い出しましたと言ってくださり、アートは人の目を通して見ることによってまた違った魅力が生み出されるといったことにも、今回の展示は気付きをもたらしてくれました。
マーブリング絵画は一枚一枚についての詳しい記事も書いておりますので是非ご覧いただけますと幸いです。
作業風景 マーブリングデモンストレーション
水面に絵の具を落とし、模様を描き、紙に写し取る。
マーブリングの一連の流れをお客様にご覧いただくためにデモンストレーションを行いました。
水面に絵の具を落としていく過程では、絵の具を置きすぎても色が喧嘩しあって水底に沈んでしまったりするので、ちょうど良く色が共存する程度を探すことが難しいことや、
らっくあまるものマーブリングは、色同士が滲み合うことなく複雑に絡み合い、緻密な模様が色を成しているのですが、お客様にデモンストレーションで表現することによって説明することができたことはとても素晴らしい経験だったと思います。
たくさんのお客様が周りに集まってじっとデモンストレーションを見てくださいました。水面に紙をつけて絵の具を写し取り、その紙をすっと引き上げ完成をお客様にお見せすると、
”魔法みたい”とか”so cool”とか、”不思議だねー”とか”&¥@#%€$£”とか。(笑) たくさんの感想をいただいたり。
みんなから暖かく声をかけてもらえて、すごく嬉しかったです。
少しだけ人の目を通した自分という景色を見れたようで、新たな視点の気づきが多くありました。
”魔法みたい”という言葉は私がマーブリングに携わってきて、初めて聞いたけれども、とても自分の中にすっと入ってくるような素敵な言葉だなあと思います。
念願の実現したマーブリングドレスも着用しています
2019年の春から構想していたマーブリングドレス。
やっとギャラリー展示に合わせて制作を開始し着用することができました。
生地は株式会社ベビーロックさまのプリント事業部、ベビーロックプリンティングで製作させていただきました。
持っているマーブリングの額はドレスのデザイン生地を制作する際のマーブリング原画です。
人の目を通してみること
今回お客様から声がけ頂いた感想でまた視点の幅が広がったと思っています。
一番好きですという女の子に言ってもらってドギマギしてしまうようなストレートで可愛いお言葉をかけていただいたこと。
友達に向かって、これ凄くない?ってお客様同士がお話ししてくれていたこと。
私の作品を見るのに自分の大切な時間をそれぞれのお客様が費やしてくださった事に、感謝がこみ上げてきました。
あるお客様は、音楽活動をしている方で、”音を奏でる時に、色を思い浮かべるんですが、まさに私が奏でてる音はこの色みたいな感じなんです。”と、おっしゃってました。
それは絶対にらっくあまるも自身が予想なんて出来るはずもない感想で、自身の作品が実際にお客様の目に触れること、そして人の目を通して自身の作品を見ることの素敵さを覚えました。
ごじつだんとごあいさつ
色んなジャンルのアーティストさんたち。皆さん多種多様な場所で日ごろから第一線で活躍されている方ばかりです。設営からずっとずっと笑っぱなしで、本当に楽しかったです!そんな展示もそうなくて貴重みたいだし、本当に恵まれた機会をくれたなかじまはち、搬入時からたくさんお世話になった黒を使ったアーティストShoyo Ripublicさんはじめとしたアーティストの皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
後で聞いたお話なのですが、デザフェスサイドのスタッフさまが、私達の空間の使い方をとても褒めてくださってたみたいです。
また、デザインフェスタギャラリー原宿のオフィシャルブログにて今回の展示を紹介してくださっています。
ちょうどこの時期は、コロナの実態の分からない不穏な影が
少しづつ迫ってきていた時期だったけれど、
慎ましやかに、たくさんの人に足を運んでいただいて、貴重なお時間を私たちの展示に費やしてくださり嬉しく思います。
ありがとうございました。 らっくあまるも
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