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マーブリングアーティストらっくあまるもフィレンツェとの出会い

イタリアフィレンツェとの出会い

イタリアとの出会いは大学の卒業旅行で初めて訪れました。
とてもよくあるヨーロッパ8日間のパッケージ旅行で、イタリア各都市からフランスに抜けるというツアーです。今思うと総移動距離に対する旅行総額は驚きであり、あのカラクリは今になっても全く解けません。笑

その時に初めてフィレンツェに訪れました。
ローマやヴェネツィアは大体の想像がついたのですが、大学生の私はフィレンツェのことを全然知りませんでした。

なにそれ美味しいの?が住みたい街No.1に一変!!

イタリア フィレンツェの街角

そんなあまり期待もしていなかった花の都フィレンツェ。
フィレンツェは街全体が小さくて徒歩で回れるくらいのコンパクトな範囲に、歴史的建造物が沢山集まっている。
とても街の作りが京都に似ています。
はじめてでも街が散策しやすく、学生旅行のツアーでも自由時間が少し多くありました。

近年は観光客の増加に伴い、フィレンツェのランドマーク、大聖堂(ドォーモ)の最上階、クーポラからの景色です。近年は観光客の増加に伴い、クーポラ部分に登るのは予約制。その日に行ってその日に入ることはなかなかできない時が多かったけれど、2014年の2月はまだそれが可能だったんですよね。

サンタマリアデルフィオーレ大聖堂のクーポラ部分からの景色
イタリア フィレンツェのアルノ川沿のバールで一息

半日の間にポンテベッキオのジュエリー屋さんもアルノ川沿いのケーキ屋さんもドゥオーモに登って満喫することも、スーパーで買い物することも。見つからないジェラート屋さんを探しておばさんに連れて行ってもらうことも出来ました。(結局見つからなかったけれど笑)その間にすっかりフィレンツェが好きになってしまいました。

フィレンツェの街角であったお洒落なお婆さん

とりあえずお金を貯めよう!就職難の2014年卒

住みたいとはいえ、まずは就職。実は私は就職が決まらないまま大学卒業を迎えます。
2014年は景気が上向いてきたもののまだ、就職難の時代だったと思います。笑 そして、卒業後1ヶ月、ようやく就職先が見つかります。

面接の時に社長に夢はあるかと言われ、咄嗟に出たのが、お金を貯めてどのような形でもいいのでイタリアに住みたい。と伝えた。
よくよく考えたら夢はあそこから始まったような気がした。

そんな新卒をよくも雇ってくれたなあと思う。

憧れの広告業界。販売促進物やSPツールを作る印刷業。
しかし実際のところ大阪の町工場で、生産管理。キラキラした世界はこんな泥臭い場所で生産されているのかとよく思った。
そんな場所で体力的にも時間的にも精神的にもとにかく鍛えられたおかげで。
周りの新卒生よりは少しスピーディーにお金を貯めることができたように思う。

いざ、その前に、実は結構身の回りにあったフィレンツェ。

\取り合えず、私はフィレンツェに呼ばれたといわせてほしい。/

まず私の実家の寝室の壁には、両親が作ったであろうボッティチェリの『春(ラプリマヴェーラ)』の、どデカいジグソーパズルの額が飾られていた。
子供部屋にしては全然ポップじゃないなぁと子供ながらに思いつつも、もはや壁の一部と化していた。
こちらの絵画は世界的に有名なフィレンツェのウフィツィ美術館にあるルネサンス期画家ボッティチェリの作品、『春(ラプリマヴェーラ)』

ウフィツィ美術館 ボッティチェリのプリマヴェーラ
ボッティチェリ 製作年:1482年 寸  法:203x314cm
技  法:テンペラ 板 所  蔵:フィレンツェ  ウフィツィ美術館

次にデルベの香水やボディーソープ。
以前から母親がよく使っており、こっそり拝借したりもした。
京都に代理店の本店があるデルベ。

一部百貨店でも取扱があり日本でも手に入りやすくなっています。
16世紀 ルネサンス期 メディチ家に仕えていた薬草組合が記したハーブレシピを参考に、開発されたデルベのボディケア商品は本当にお洒落な匂いで以前から大好きでした。

あと、まあとりわけ一番はマーブリング。

マーブリングを製作する手

小学校時代の夏休みの自由研究でマーブリングをした思い出が記憶に強く残っていて、なんとなくマーブリングに興味はずっとあった。
のちにそのマーブリングをイタリアフィレンツェですることになるのですが。

これらの共通点。
偶然かもしれないけれど、呼ばれたと思ったほうが素敵なので、呼ばれたので行かなくちゃと思うようにした。

マーブリングアーティストらっくあまるも、アーティスト活動のお話、イタリアのお話などなど、ひきつづき独自の視点で投稿していこうと思っています!
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高島屋ショッピングセンターでのワークショップ

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